フォーマルウェアとパールジュエリーのマナー

着るものや身に付けるもののマナーが必要な場面は、人生の中でいくつかありますね。

結婚式や入学式などの「喜びの席」から、

お葬式、お通夜などの「悲しみの席」まであります。

それぞれの場面にふさわしい、洋服とそれに合わせるジュエリーについて簡単にご紹介したいと思います。

ご購入の際にご参考になれば嬉しいです。

目次

1.喜びの席
  (1)正礼装 昼
  (2)正礼装 夜
  (3)準礼装 昼
  (4)準礼装 夜
  (5)略礼装 昼
  (3)略礼装 夜
2.悲しみの席
  (1)正喪服
  (2)準喪服
  (3)略喪服

参考図書『真珠の装いとマナー』著者・松本みさ

ナチュラルグレー&バロック カフリンクスhttps://www.creema.jp/item/7614432/detail

1.喜びの席

喜びの席は、より正式な順から、正礼装、準礼装、略礼装に分けられます。

昼と夜それぞれマナーがあります。

下表のカッコの順番で紹介していきたいと思います。

(1)正礼装 昼

男性の服:モーニングコート

ジュエリーは、真珠または白蝶貝など白い石を使ったカフリンクスやタイピン。

女性の服:アフタヌーンドレス 

ラメ・スパンコールなどの煌びやかな素材はNG

ジュエリーも輝きが強いものは避けます。パールがベスト。

(2)正礼装 夜

男性の「正礼装 夜バージョン」には2通りあります。

女性の服は、男性の服装に合わせたコーディネートの基本形があるのですが、ここでは省略させていただきます。

①男性の服:燕尾服(ホワイトタイ)

ジュエリーは、白蝶貝や白いパールのスタッドボタンとカフリンクスを。

②男性の服:タキシード(ブラックタイ)

ジュエリーは、黒蝶貝・ブラックパール・オニキスを使用したブラックカラーのもの。

女性の服:イブニングドレス

イブニングドレスとは、ローブデコルテを原型としたオフショルダー,ロング丈のワンピースドレスです。

ジュエリーは、正式な場合はパリュール(ティアラ・ネックレス・イヤリング・ブローチ・ブレスレット・リングなどセットになっているもの)。

輝きのある五代宝石、

ダイヤモンド・エメラルド・ルビー・サファイア・パールを使用したジュエリー

を使って華やかなコーディネートにしましょう。

(3)準礼装 昼

正礼装もそうですが、準礼装の場合も男女で出席する場合は、

格やテイストを男女で合わせます。

①ディレクターズスーツとセミアフタヌーンドレス

●男性の服:ディレクターズスーツ

ジュエリーは、真珠や白蝶貝などの白い石を使ったもの。

(正礼装のモーニングコートに同じ)

●女性の服:セミアフタヌーンドレス 

肌の露出を抑えた服装。

ジュエリーは、正礼装に同じ。(パールを基本に)

②ブラックスーツとタウンフォーマルウェア

●男性の服:ブラックスーツ

ジュエリーは、ディレクターズスーツに同じ。

●女性の服:タウンフォーマルウェア

ジュエリーはパールを基本に、ネックレス・リング・イヤリングなどセット感のあるものが良い。

(4)準礼装 夜

①ファンシータキシードとディナードレス

●男性の服:ファンシータキシード

ジュエリーは、色・素材・柄は自由。

●女性の服:ディナードレス

ジュエリーは、トレンド感を取り入れたデザインを使用すると良いです。

②ファンシースーツとカクテルドレス

●男性の服:ファンシースーツ

ジュエリーは、ファンシータキシードに同じ。

●女性の服:カクテルドレス

ジュエリーは、トレンド感とインパクトのある華やかなものを取り入れると良い。

(5)略礼装 昼

●男性の服:ダークスーツ(ブレザーとスラックス)

ジュエリーは、プラチナやホワイトゴールドなど白系を基本に。

●女性の服:インフォーマルウェア

ジュエリーは、トレンド感や遊び心のあるデザインを。

(6)略礼装 夜

昼とは異なり、華やかなコーディネートを意識しましょう。

光沢がある素材を使用したり、輝きのあるジュエリーを身に付けると良いです。

●男性の服:ダークスーツまたはジャケット&スラックス

ジュエリーは、ダークスーツの場合、ファンシータキシードを同じく、カフリンクスなどを着用します。

その他ピンブローチなど、昼と区別して華やかに、個性的に楽しみましょう。

●女性の服:インフォーマルドレス

制約は特にないですが、普段着とは異なるのでドレスアップすることが原則です。

ジュエリーは、昼の略礼装と同じでも良いですが、

夜を意識して、光沢や輝きのあるジュエリーやカラーの石を使ったジュエリーなどがおすすめです。

2.悲しみの席

悲しみの席は、より正式な順から、正喪服、準喪服、略喪服に分けられます。

悲しみの席の場合は、どの場合も身に付けるジュエリーのルールは同じです。

男性のジュエリー

ブラック系やグレー系パール、または黒曜石を使用し、

地金は白系(シプラチナ、ホワイトゴールド、シルバー)。

シンプルなデザインのものを使いましょう。

女性のジュエリー

シルバー、グレー、ブラック系のパールが一般的ですが、

他にオニキス、黒曜石、ジェットなどが使用されます。

地金は男性の場合と同じく、白系を選びます。

ネックレスの長さは、42cm〜45cmの首に沿うもの。

長いものは不幸が長引く、二連、三連になったものは不幸が繰り返す、

として避けられています。

(1)正喪服

●男性の服:黒のモーニングコート

●女性の服:ブラックフォーマルドレス

(2)準喪服

●男性の服:ブラックスーツ

●女性の服:ブラックフォーマルスーツ

(3)略喪服

●男性の服:ダークスーツ 

濃紺、ダークグレーなど、黒っぽい地味なデザインはOK

●女性の服:ダークスーツ 

男性の場合と同じく、黒っぽい地味なデザインはOK

おわりに

………以上、本当に簡単に紹介いたしました。

以前は、二十歳のお祝いにパールのネックレスとイヤリングを

親からプレゼントとして贈られることが多かったそうです。

今は少なくなってきているようですね。

結婚式、披露宴の際にも、

パールのネックレスをしている方はむしろ少ないような…。

以前、購入してくださった方は、

パールのスルーネックレスにシルバーカラーのチェーンを選び、

喪の場面でも使用したい、とお話しされていました。

そんな風にご自身で用意されている方もいらっしゃいました。

私自身、喪の場面でも使用できるパールは本当に便利なものだと感じております。

ご購入の際には、ご相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください😊

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