偶然にくっついてできるふたごパール

人気商品である、ふたごパール。

ふたごの真珠は、アコヤガイから出てくるときから、雪だるまのような姿で貝から出てきます。

一体どうやってできているのか?

ふたごパールのでき方を知って、面白さを深めてみましょう。

ふたごパールのでき方

真珠養殖の行程で、

アコヤガイに核とピースを入れる、核入れ作業があります。

核入れ作業では、

一つのアコヤガイに対して、1個から複数個の核を入れます。

核を入れる個数は、核の大きさや母貝の大きさに応じて、

各業者さんによって決められています。

ふたごパールは、

母貝の中に核を複数個入れることによって、

母貝の中でふたつの核が偶然にとなり合い、

真珠層がそのまわりに巻かれることによってできます。

そうして出来たふたごパール。

ちょうどふたつの核が接している部分は、

しっかりくっついている場合とそうではなく、弱い場合もあり、

穴あけのときにパキッと割れてしまうこともあります。

全てのふたごパールがアクセサリーになるわけでもないのですね。

せっかく仕入れたのに、「割れちゃったー」ということもやはりありました…。

以後、仕入れのときには見極めて、

割れないパールを仕入れるようにしています。

以上、簡単に、ふたごパールのでき方についてのお話でした。

でき方を知ると、ふたごパールがより愛おしく感じます。

偶然の出会い、ロマンチックな真珠ですね。

お読みいただきありがとうございました。

こちらの記事をお読みいただくと、より理解が深まるかと思います。

➡️あこや真珠のでき方は?サクッと真珠養殖についてのお話し。